夏休みこそ自制心を育もう!

こちらでは、学研の指導者による教育情報を発信しています。

第1回目のテーマは「自制心」。自制心とは、誘惑や衝動に対し、自分の意思で、感情や思考、行動を抑制することと定義され、セルフコントロールとも言われます。

先日行われた指導者のための研修は、この自制心について学びを深める機会でした。

自制心・・と聞くと、何だか、嫌なことを我慢することのように感じますが、本当は、自分が置かれた状況の先に何があるのかを見据え、自分の感情と行動を コントロールし、責任ある意思決定をして行動する力だそうです。(自制心については有名な”マシュマロテスト”という実験もありますので、自制心が人生に与える影響についてご興味のある方は調べてみられるといいと思います。)

学校がお休みで、自由な時間が多い夏休みの今こそ、自制心を育んで、メリハリのある生活ができるといいですね。

では、実際にどのように自制心を育てたらいいのでしょうか。

方法としては、

・規則正しい生活を習慣化する

・論理的思考で先を見越して子供自身に考えさせる。(これをやったらどうなるか、やらなかったらどうなるか)

・罰則に頼らない。

などがあるそうです。

また、習慣化することで、”不安定なやる気”に頼らないということも成功の秘訣だそうです。

やる気が出ない時もやるべきことをやる。習慣化してしまい、理由に頼らず、とにかくやる。

とは言えなかなか習慣化するが難しい場合は、インターバルトレーニングというものが有効だそうで、集中力の続く15分〜30分で、やりたいこと→やるべきこと→やりたいこと →やるべきこと→… を繰り返すという方法がいいそうです。そして、 やるべきこと全部が早く終わったら、寝るまで好きなことをする。これで、やる気に頼らずに やるべきことをできるように なるそうです。ぜひ、試してみてください。

実際、やる気というものは元々存在しておらず、やり始めたら、脳の中に作業性興奮という状態が起き、どんどん作業が進むという説もあります。まずは、気持ちが乗っても、乗らなくても、とにかく手を動かした者勝ち!と言えるのではないでしょうか。

最後に、これがご家庭で機能するかは、もう一つポイントがあるのではないか・・と個人的には感じましたので書いておきたいと思います。それは、「大人の都合」です。

子供は夏休みでお休みだけれど、大人には夏休みはないですよね。そのイライラを子供にぶつけてしまったり、せっかく規則正しい生活をしようと心がけている子供の横で、大人が「大人だからいいんだよ!」と言って不規則な休日の過ごし方やゲーム、Youtube三昧をしていたり、

子供が自分で考えて計画的に頑張ろうとしている途中に、強制的に用事や遊びに連れて行ったりすると、良かれと思っていても、子供は理不尽な思いをします。

子供に、本当に自制心や主体性を持ってもらいたいなら、大人がまず自制心を持ち、見せることが第一ではないでしょうか。

学研教室は、認知能力+非認知能力も育む教室です。

(The Specialists編集部)