こちらでは、学研の指導者による教育情報を発信しています。
GWも終わり、学校の授業もハイスピードになってきたのではないでしょうか?
保護者様からよくご相談があるものに「どうやったら学習習慣がつきますか?」というものがありますが、ここで一つ質問です。「お子様は、GWや長期休暇のとき、連休でないときと同じようにいつも通り勉強しましたか?」
ある教育の企業が学習ビッグデータを使って、夏休みの前後で成績が飛躍的に伸びた子どもの特徴を分析すると、夏休みで成績が飛躍的に伸びた子どもは、特にお盆の期間に、自分のペースを守って勉強していることが判明したそうです。
1日あたりの学習時間は、そんなに長くない(10分から長くて数十分のように)としても、強制ではなく、自発的に学習をしていた子が成績の伸びを見せたというのですから、自分から学習に取り組む習慣の価値というのは非常に大きいことが分かります。
小学生に学習習慣をつけるには、次のようなポイントが大切ですが、成功のカギとなるのは、無理なく、楽しく続けられるような環境づくりと見守りです。
- 毎日決まった時間に学習する習慣をつける
「宿題は帰宅後すぐ」「夕飯前に15分だけ」など、時間を固定することで自然と習慣になります。固定する時間帯は、子ども一人一人の性格や体質もありますので、どの時間帯が一番適しているかを模索するとよいですが、「少し早く起きて朝一番に」というのがおすすめです。
「やる気」の有無に左右されず、「その時刻になったからまずは手を動かす」という仕組み作りが必要です。
学習時間は最初は短くてOKです。まずは15分程度からの学習習慣を始めましょう。 - 学習の内容と量を“見える化”する
「今日やることリスト」を簡単に作ると、学習が終わって消し込む際に達成感が得られます。終わったらシールを貼る、カレンダーに〇をつけるなどもおすすめです。 - 親がほめて励ます
「よくがんばったね」「ここがきれいに書けてるね」「これで何日連続だね」と具体的にほめると、子どものやる気が続きます。全問正解や100点といった成果をほめるのではなく、努力したプロセスを褒めてあげましょう。
- 家庭学習の環境を整える
テレビは消す。横で親がスマホを使わない。親の気分で話かけたり、手出しをしたりしない・・・など、集中できる場所と時間を確保してあげることが大切です。また、取り組むまでに時間がかかる子には、慣れるまではお家の方がページを開いて筆記用具もセッティングしておくなど、すぐに取り掛かれるまでのお膳立てをしておくのも効果的です。
- 親も一緒に取り組む時間をつくる
読書を一緒にする、漢字の書き取りを見守るなど、共に過ごすことで安心感と集中力がアップします。また、手出し口出しをするのではなく、子どもをじっくり見守り、観察することで、子どもの苦手や思考回路が見えてきます。それによって、おさらいするべき単元や問題が明確になり、学習時間をより有意義なものにすることができます。 - 「できた」を積み重ねる工夫をする
「ちょっとがんばればできる」レベルから始めるのがおすすめです。また、複数の教科に取り組む際には、好きな教科、得意な所から始めるのがいいでしょう。やっているうちにやる気がわいてきます。(脳の作業性興奮が起きます) - ご褒美を用意する
目標を話し合い、達成できたらご褒美を用意することで、モチベーションが上がります 。目標設定は、簡単すぎず、また難しすぎないちょうどいい難易度を考えて設定し、「ここまでができるようになったら」「何日以上続けられたら」など具体的な目標にすることが重要です。
「ご褒美目当てはよくないでは?」と考える保護者様もいらっしゃるかとは思いますが、最初は「ご褒美」という外部動機で学習する子どもがいるとしても、大半はやっているうちに「自分のために勉強をするべき」という内部動機へと変化します。
大切なのは、「できる→自信→やる気」の好循環をつくること。必要なのは「やらせる」ことではなく、ご飯を食べたり、眠ったりするのと同じように、日常の中で「やるのが当たり前」な雰囲気づくり、環境づくりです。
お子様がいつも通りの学習を重ねようとするとき、「休みの日くらいはいいよ!」と大人の方からペースを乱すのは絶対にやめたいものです。もちろん、特別な家族旅行などどうしてもできない日もあるかもしれませんが、なるべくは家族全員で、毎日のコツコツ学習習慣を見守り、応援してあげましょう!
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学研教室は、認知能力+非認知能力も育む教室です。
(The Specialists編集部)
