こちらでは、学研の指導者による教育情報を発信しています。
今回は、冬休み前に、再度、非認知能力についてお伝えします。
今回のテーマは「主体性」
主体性は「学ぶ喜び」の原動力とも言えます。
そもそも、主体性とは何でしょうか?辞書によると、主体性とは主体的に行動しようとする態度とあり、主体とは自分の意志で行動するとあります。つまり誰かから言われなくても自分から進んで行う力といえます。自分から進んで行うと言うことは、自分自身で考え、自分自身で行動すると言う事です。
お子様が誰かから言われなくても自分から進んで行う事は何でしょうか?お子様の主体性が発揮されるとき、それはきっとお子様にとって楽しいこと、ワクワクすること、心が動かされることに違いありません。
では、ここで、主体性のある人とない人の特徴を考えてみましょう。
【主体性のある人】
・自分の意見を持っている
・好奇心が旺盛
・責任感がある。
・自ら動く
・やりたいことがある。
【主体性のない人】
・意見がない。
・指示待ち
・指示された以上の事はやらない。
・責任感を取りたがらない。
・やりたいことが無い、わからない。
お子様はどちらに当てはまりますか?
また、なぜ主体性のない人は生まれるのでしょうか?
主体性のない子の口癖に「どうせ言ったって否定される」「言ったって、無駄」と言うものがあるように感じます。
それは、学校の先生や親の命令、指示といったトップダウンに慣らされてしまっているからです。そして、そのような子は、ひどい場合には、自分の存在感や学ぶ目的、日々の生活の目的を見失って、不登校になったりする場合もあります。
以前の社会では指示待ちの子供がいわゆる「良い子」とされてきました。文句を言わず、意見を言わず、誰かにスイッチを入れてもらい、指示されたことを間違いなく実行することがよしとされていました。
しかし、今、そして、これから求められる「良い子」とは、自分で自分のスイッチを入れ、自分で考え、自分の意見を言い、自分で問いを立てて質問をしたり、調べたり、やりたいことをやり抜く、そのような姿に変わって来ました。
極端に言えば、今までの「良い子」とは逆、もっと言えば、従来の「問題のある子」が、今の時代を生き抜ける、評価される時代になったといっても過言ではありません。
では、主体性がない、やりたいことがない子供たちをどうすれば良いのでしょうか?
そのためにはまず、子供を取り巻く大人たち、私たち指導者やご家庭の保護者様が考え方をアップデートすることが必要です。
子供の主体性を上げるためには、まず大人自身がワクワクと生きているところを見せることが大切です。
そして、大人の型にはまった狭い視野で子供を見て、決めつけるのではなく、無限の可能性を持った子供たちが目をキラキラさせている、主体的に取り組んでいる瞬間を温かく、見守り、応援してあげましょう。主体性を手に入れた子供たちは、どこまでも大きく伸びていくはずです。
勉強すること、学ぶことは一生続きます。ワクワクと学べなければ、ワクワクと人生を過ごす事はできません。
自ら学びに向かうことで、自分の人生をコントロールできる力が手に入れられます。
変化の激しい今現在、そしてこれからの未来を柔軟にしなやかに生き延びていくために、主体性はまずスタートとなる重要な力と言えるでしょう。
学研教室は、認知能力+非認知能力も育む教室です。
(The Specialists編集部)
